晩産らいふ40のみとです。
体外受精や顕微授精の段階にステップアップして、まず心配なのはやっぱり
「採卵」ではないでしょうか?
費用的なこともありますけど、身体的・精神的苦痛を想像したら、私もとても怖かったです。
そこで今回、私の1回目の採卵がどんな様子だったかレポートします!
- どんな刺激方法で何個採卵できたの?
- 自己注射ってどんな感じ?
- 採卵って痛かった?終わった後も痛いの?
- 採卵前に準備しておいた方がよいことは?
など、疑問を解決できる内容になっています。
- 良質な卵を採卵できるように努力したこと
- 採卵の痛みを軽くするために工夫したこと
もまとめています。
これから体外受精や顕微授精を考えている人に参考になれば嬉しいです。
採卵とは
体外受精や顕微授精をするために、卵子を取り出すことです。
経腟超音波で医師が確認しながら、膣から採卵針を使って卵巣にある卵胞を刺し、採卵します。
ひぇ…痛そう…!って思いますよね!
経腟超音波に沿うように採卵針がついていて、超音波で見た方向通りに針を刺せるようになっているみたいです。
晩産みとの採卵体験談
まずは採卵すると決めたら、病院の方針や費用を調べることから始めました。

採卵周期までの事前準備
病院の説明会に参加
病院によって違うと思いますが、ほとんどの病院が体外受精・顕微授精の前に病院独自の説明会をしています。内容は以下のとおりです。
・体外受精や顕微授精の基本的な説明
・採卵時、採卵後のリスク
・卵巣の刺激方法(排卵誘発剤の種類)
・年齢別の採卵数や妊娠率のデータ
などの説明を受け、クリニックが作成してくれた体外受精専用の冊子をもらって帰りました。
なんとお茶&お菓子付きの説明会だったので、うれしかったことを覚えてます。
おかげでリラックスムードで参加できました!
感染症など術前検査
感染症検査は、梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎などについて調べました。
そして旦那さんの精液検査もあります。
すでに検査済みなら実施しなくて良いですが、病院によっては有効期間を設けていて再度検査するかもしれません。
私は二回目の採卵のときに期限切れで、また血液検査しました。
あとは事前に心電図検査なども行ないましたね。
同意書の提出
体外受精や顕微授精の内容やリスクを「理解しましたよ~」という同意書や、夫婦であることを証明するための戸籍謄本などの提出が求められました。
同意書には、夫婦それぞれの自筆での署名も必要でした。
採卵日までの事前準備
血液検査をしてホルモン値を調べ、経腟超音波で卵巣の様子をみてもらいます。
そして、卵巣刺激方法および排卵誘発剤が決定します。
通常であれば1つしか育たない卵胞(と、その中にある卵子)を多く育てるために卵巣を刺激する薬が必要なんです。
卵巣刺激法には高刺激~低刺激まであって、高刺激なほど採卵数は増やせるものの、卵巣への負担があり、その分副作用も大きい!
人それぞれに合った刺激法を医師が提案してくれます。
クリニックによっては体に負担が少なく、より自然な方法として低刺激な自然周期法のみを行っているところもあります。
自分に合ったものを選んでもらえるから
いろいろな誘発方法があるクリニックがオススメ!
少しでもグレードのいい卵が取れるよう努力したこと
多額のお金をかけて挑む体外受精。最大限の努力をして迎えたい!
お願いだからいい卵ちゃん来て~!
自分なりに努力したことは、こちら☟
こまめに運動して血行をよくした
子宮&卵巣に質のいい血液をたっぷり届けてあげたい。
そう思った私は、こまめに体を動かして、全身の血流をよくすることを心掛けました。
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食事をバランスよく、サプリメントでも補った
少しでもいいグレードの卵が取れるように、食事を気を付けるとともにサプリメントも飲み続けました。
カラダは食べたもので出来ていますからね!
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私の卵巣刺激方法は?
私は、左卵巣に約5㎝のチョコレート嚢胞があり、排卵誘発剤で卵巣が腫れてしまわないかとても心配でした。
医師の見立てで比較的低刺激なセミマイルド法という誘発方法で行うことになりました!
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)にならないといいな~!
卵1つでも多く採れるといいな~!
と期待と不安でドキドキでした。
毎日の注射~前日まで
前周期の生理中からピルを飲んで調整します。
そして生理開始3日目から毎日クロミッドという薬を飲み始めました。
クロミッドを飲み始めて3日目から低用量のFSH製剤(ゴナールエフ)を1日おきに注射スタート。
ペン型の自己注射です。1本5万円くらいでした!
(た、高かった・・・)
自分で注射するなんて無理~~!
って最初は思いましたが、ゴナールエフは針がとっても細くて短い!
太ももやお腹に「えいやっ!」っと刺してみたら、意外となんとかなるものです。
自己注射の痛みを和らげるために
・注射液を常温に戻す
・注射する部位をアイスノンで冷やす
・深呼吸して、吐くタイミングで刺す
・脂肪の多い部位を選んで刺す
・皮膚をつねってみて、痛みが少ないところに刺す
など工夫もしていましたね。
注射のために頻繁に通院することは、仕事の都合上厳しかったので、家で自己注射できたのは、とてもありがたかったです。
採卵の前々日(生理開始11日目)は、指定された時間にナサニール点鼻薬を左右1プッシュずつ、そしてボルタレン座薬を入れました。
点鼻薬によって排卵への一押しをしつつ、座薬で採卵当日まで排卵しないようにする効果を狙っているとのこと。
採卵の前日は、21時までに夕食を済ませるという指示しかなかったので、家で過ごしました。
採卵ってどれくらい痛いのかな?怖いな怖いな・・・ってドキドキでした。
またSNSを見ていると「採卵前に排卵してしまってた!」
なんて話も聞いていたので…。
「まだ排卵しないでよ~」
ってお腹に言い聞かせていました。
もし排卵しちゃってたら、今周期の努力が水の泡!!
この頃にはかなりお腹が張っていて、いつ排卵してもおかしくない感覚でしたね。
いざ採卵当日!
排卵していないかドキドキしながら病院に向かいました。
7時までは飲水のみ可でしたが、お腹が空いてツライ・・・!
8時に受付をして、すぐに経腟超音波で卵胞の様子を確認。
病衣に着替えて病室で待ちます。
その間に麻酔を聞きやすくする?という筋肉注射をお尻にしてもらいました。
そしていざ手術室へ。
↓これはイメージ写真なんだけど、ホントこんな感じ。

内診台みたいなベッドに横になって、脚を固定されます。
静脈麻酔とマスク、パルスオキシメーター、心電図を装着されました。
怖い怖い・・・・!
でも、もうまな板の上の鯉状態・・・。
「数を数えてね」と言われて「1.2.3・・・」と数えている間に意識がなくなりました。
お医者さんや看護師さんの会話が聞こえることもなく、術中は痛みも全く感じませんでした。
そして名前を呼ばれて肩をたたかれ意識が戻りました。
え・・・!?もう終わったの?
早かったなぁ。
っていうのが、終わった直後の感想でした。
9時前には終了して車いすで病室へ戻りました。
2時間安静にして、出血がなく歩ければ、水と食事をとってOK!
無事済んでよかった~♪
何より痛くなくてよかった!
私が採卵で何より辛かったのは、麻酔が抜けるときの副作用!
軽食を食べていたときに、気持ち悪さが襲ってきて吐いちゃいました。
13時には診察して帰宅できるのですが、帰宅するまでずっと気持ち悪かった覚えがあります。
15時過ぎて、ようやく気持ち悪さから解放されました。
旦那は仕事の日だったので、10時前に来て精子だけ出して帰っていったそうです。
なんだかあっさりしているな~!と思いました。
そして採卵の結果は・・・・?
4つの卵を取ることができました。
これから採卵する人へ伝えたいこと
私が実際に採卵してみて
採卵前に準備した方が良いよ!と感じたことを紹介します。

採卵後の予定を調整しておく
まずはなんといっても「仕事の調整」です!
採卵当日は麻酔が切れてからも、気持ち悪かったりふわふわしたり。
正直、仕事できる状況ではなかった・・・!
万一のこともあるので、仕事は休みましょう。
私は採卵後、OHSSまではいかなかったものの、
卵巣が腫れてしまい、お腹の痛みも生理が来るまで続いていました。
やっと普通に動けると感じたのは採卵から一週間後です。
それまではコンクリートの道を歩くだけでお腹に響いて痛かった!
ですので、採卵後は趣味や遊びを含め、無理な予定を入れておかない方がよいと思います。
カラダの調子を整えておく
当たり前のことですが、体調は万全にしておいた方がいいです。
栄養がきちんと摂れていないと、いい卵が取れないかもしれません。食事は大切です!
それに採卵後は一時的に、貧血っぽくなりふらつくことが多くなったので、初回の採卵前に貧血対策をしておいてよかったな~と思いました!
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採卵日に準備した方が良いもの
エチケット袋
今回の採卵で思いかけず役に立ったのが、スーパーのビニール袋。
採卵するにあたり、SNSやブログ等で情報収集していましたが、麻酔の副作用で気持ち悪くなることがあるとは知りませんでした。
その日の体調にもよると思いますが、エチケット袋を用意しておくことをオススメします!
リラックスできるもの

とにかく採卵に対する恐怖心が強かった私。
リラックス効果の高いアロマ、癒されるキャラクターグッズ、待ち時間に読む本など、心がホッとする小物を用意しておいたので、とても心強かったです。
深呼吸も大切だよ!
交通手段の確保
また、当日は吐き気や貧血などもあり得ますし、お腹も違和感があります。
できれば誰かに送り迎えしてもらいましょう。
特に麻酔を使用した採卵の場合、運転はNG!です。
誰かに付き添ってもらうことが難しければ、タクシーの手配をしておくと安心です。
作りやすく食べやすい食事
そして夕飯の支度もあると思いますが、採卵日~2日後くらいまでは簡単に作れる食事を用意しておくと良いと思います。
採卵当日は食欲があまりないかもしれないけどね。
レトルト&冷凍食品を用意しておいたり、旦那さんにお弁当を買ってきてもらうのもよいかと思います。
↓これなら旦那さんでも作れるくらい簡単。栄養的にもおすすめ!

1回目の採卵まとめ
採卵は経験したことがないと、とても恐ろしく感じると思いますが、やってみたらあっという間でした。
私は全身麻酔だったので、採卵自体はあまり痛くなく、
どちらかというと採卵までの毎日の注射や、採卵後の麻酔の副作用や腹痛が大変でした。
もちろんクリニックによっては麻酔なしの採卵もありますし、個人差も大きいと思いますが。
事前の説明会で聞いたのですが、採卵中に出血を起こして緊急入院するリスクもあるようです。
いくら採卵だけといっても手術する覚悟で準備しておくのが良いと思います!
私なんて旦那に向けて遺書でも書いておこうかと思っていたほどです!
大げさかもしれませんが…笑
あとはもう「なるようになるさ!」と開き直ってリラックスに努めるのが吉!
これから採卵を考えている人の参考になれば嬉しいです。
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